
先進・上質・シンプルを追求

UPは、ディスプレイ、ヘッドホン、モバイルAVプレーヤーに加え、無線LANによるネット接続といったモバイルを楽しむために必要な要素を一つの筐体に収めたオールインワンです。そのデザインは、ユーザビリティに配慮したヒューマン・インターフェイスを盛り込みながら、曲線の美しさを活かしたスマートさを演出しています。オールインワンであるため、取り回しの邪魔になるケーブルなどに煩わされることもなく、まさに“いつでも、どこでも”自由に音楽と映像を楽しむことができます。
UPのデザインは、“エルゴデザイン・アーチ・フォルム”。エルゴデザインとは、“エルゴノミクス(ergonomics=人間工学)”に基づいたデザインであることを意味しています。その結果、UPは使う人の頭を優しく被うアーチのような形状となりました。アーチの内部には柔らかいパッドが配置され、耳を覆うハウジングの素材にもこだわり抜いています。アーチの両サイドのハウジングには回路基板やバッテリーを内蔵、スピーカーユニットには大口径40mmの高磁力ネオジウムマグネットのドライバーを使用しています。また、スイッチは、集中ボタンレイアウト・コンセプトを採用、アーチのサイドの部分、装着したときにちょうど耳元に当たるところに配置されています。
UPは、長時間使っても疲れないように、そして長期間使っても飽きのこないように、ディテールまで徹底的にこだわりがあります。塗装はまるで高級一眼レフを思わせる質感を再現、カラーリングは黒に映える赤のポイントを使っています。UPは、どこをとっても「先進・シンプル・上質」というコンセプトに忠実です。
流行に終わらない、スタンダードにしたかった。
(映像カンパニー デザイン部プロダクトデザイン課主任研究員 永岡靖紀)
最初の頃は、先進性を前面に押し出して、色もシルバーとグリーンを基調にしたものも検討していました。ただ、大人の雰囲気というか、ただの流行に終わらないスタンダードなものを作りたいという想いとはズレていたんですね。UPを使う人が、日常のどのようなシーンでも使っていただけるように、黒をベースにしたカラーリングに落ち着きました。赤いラインがニコンらしさと先進性を表現しているつもりです。誰でも抵抗なく、自由に使ってくれれば嬉しいですね。
