
■第4回 2009年3月4日(水)
根本 昌彦氏 ストラテジスト今回のゲストは、未来戦略家の根本昌彦氏。リーマンショック後に混迷する時代から、明るい未来は見えるのでしょうか。
■バックキャスティング
未来への不安が増すばかりの現代。根本氏が考案する未来予測法にもとづいた未来の世界を語っていただきました。
「現在、主流となりつつある未来予測法が、バックキャスティング(目的意識思考)という手法です。これは、『未来はどうなってほしい』『将来はこうあるべきだ』という考えをもとに、実現までのスケジュールを逆算するやり方。行政などもこの手法を用いて、長期施策などを考案し始めています」
例えば、このバックキャスティング法をもとにマンションについて予測したものが、エコマンションです。
「20年後、100万人が住む4000メートル級のエコマンションの構想があります。このエコマンション内には、あらゆる店が存在し、何でも買い揃えられるため、外出せずに生活することができます。さらに、マグニチュード20にも耐えられる構造で安心して住むことができます。こうしたエコマンションは、すでに技術的にも建設可能なのです」
「現在、主流となりつつある未来予測法が、バックキャスティング(目的意識思考)という手法です。これは、『未来はどうなってほしい』『将来はこうあるべきだ』という考えをもとに、実現までのスケジュールを逆算するやり方。行政などもこの手法を用いて、長期施策などを考案し始めています」
例えば、このバックキャスティング法をもとにマンションについて予測したものが、エコマンションです。
「20年後、100万人が住む4000メートル級のエコマンションの構想があります。このエコマンション内には、あらゆる店が存在し、何でも買い揃えられるため、外出せずに生活することができます。さらに、マグニチュード20にも耐えられる構造で安心して住むことができます。こうしたエコマンションは、すでに技術的にも建設可能なのです」
■妄想がマーケットを生む
「世界的な金融不安により、米国を頂点とする世界経済の構図は崩れかけています。新興国を筆頭にしたイノベーション経済となりつつある今、異業種との連携による21世紀産業の台頭が望まれているのです。ところが、今の日本経済は業界内の枠組みに捉われ過ぎて、新しいビジネスのタネを潰している可能性があるのです」
未来予測は当たるかもしれないし、外れるかもしれません。パソコンの父といわれる米計算機科学者アラン・ケイは、「未来を予測する最善の方法は、自らそれを創り出すことである」と述べています。 「こうした予測を行うとき、本当に当たるのかと疑問を持つ人が多いと思います。大事なことは、未来を言い当てることではありません。こうした未来予測をもとに、今すべきことは何なのかを知り、行動することです」
ユビキタス社会を迎え、「いつでも、どこでも、意識せず」が重宝される時代。UPが新たなメディアの1つになり得ると根本氏は話します。「課題は、新しいライフスタイルにどう組み込んでいくか。それを考えるのは消費者です。消費者の突拍子もない『妄想』からUPの新しい使い方が生まれ、それがビジネスの種になるのではないでしょうか」
未来予測は当たるかもしれないし、外れるかもしれません。パソコンの父といわれる米計算機科学者アラン・ケイは、「未来を予測する最善の方法は、自らそれを創り出すことである」と述べています。 「こうした予測を行うとき、本当に当たるのかと疑問を持つ人が多いと思います。大事なことは、未来を言い当てることではありません。こうした未来予測をもとに、今すべきことは何なのかを知り、行動することです」
ユビキタス社会を迎え、「いつでも、どこでも、意識せず」が重宝される時代。UPが新たなメディアの1つになり得ると根本氏は話します。「課題は、新しいライフスタイルにどう組み込んでいくか。それを考えるのは消費者です。消費者の突拍子もない『妄想』からUPの新しい使い方が生まれ、それがビジネスの種になるのではないでしょうか」
■根元昌彦氏 プロフィール
ストラテジスト1968年東京生まれ。大手企業を中心に15年以上にわたる市場リサーチ実績と脚で稼ぐ生きた情報と独自の視点に基づいた未来予測という手法が注目される。
著書に『まさかの業界再編』(ソフトバンククリエイティブ)、『未来予測2006・2020』(日系BP社)など。
- 第1回 おちまさと氏(プロデューサー)
- 第2回 坂井直樹氏(コンセプター)
- 第3回 フェルディナントヤマグチ氏(マーケットアナリスト)
- 第4回 根本昌彦氏(未来戦略研究所ストラテジスト)
- 第5回 宇佐美清氏(ブランディングディレクター)
- 第6回 松井龍也氏(ロボットデザイナー)

